・ 自家製梅干し懐かしい風景

一昔前まではここ東京でも、縁側で梅干しをザルに並べて、
丁寧にひっくり返しているおばあちゃんの姿が、あちらこちらで見られました。


そんな懐かしい光景が心の片隅に残っていて、
ふとしたきっかけからお店で作って販売することになりました。

元々は青果店ですから、生梅の販売はしていたのですが、
梅干しを作ってみようと思ったのは今から4〜5年前。


お客さんに尋ねられた疑問から、この仕事は始まりました。

「最近は美味しい梅干しって無いねぇ」、
「よく見ると賞味期限●●保存料■■甘味料▲▲着色料××なんて書いてあるのよ」
「梅干しすらも薬が必要なのかねぇ?」
「食べた後に変な味が口の中に残るのよね」

等々


この疑問を解消すべく、自家製の梅干しを作ってみようということに相成りました。
自然の原材料にごくごくありふれた漬け込み方で、美味しい梅干しは作ることが出来るのだろうか?


いざ作ってみると、試行錯誤の連続。手間はやたらとかかるし、カビないように神経は使うし・・・。
でも出来上がった梅干しを食べたとき、全ての苦労は喜びに変わりました。

「おばあちゃんが作っていた梅干しってこんなに美味しいものだったんだ」と本当に感動しました。

そんな思いから始まったお店での梅干し作り。

同じ感動をお客様にも味わってもらいたいと思い、現在に至ります。

もちろん販売もしていますが、販売が主ではありません。
お客様に一度味わって頂いて、ご自分の手で、
ご家庭の味を、作っていただきたいのです。


懐かしいお袋さんの味を、ご家庭で。
荻窪鈴木青果店からの提案です


<戻

Copyright(C)SDF.