1999年度(平成11年・卯年) 漬け込み開始

今年の梅干し作りを占う重要な日なので、大安を選択(昔気質?)。
梅のコンディションも、自分の体調も絶好調、腕がなります。

まずは梅のへた(なり口)を取ります。
手間はかかりますが、美味しい梅干しを作るには、
労力を惜しんではいけません。

食べたときに口の中に残りますし、
渋みというか変な味が梅干しに残ってしまいます。
手慣れてくると10kg10〜15分ぐらいで出来ます。

集中して手先を見ているので、目がしょぼしょぼ。
へた取りが終わったら灰汁抜きのため水につけます。
この時間も、種類や熟度によって判断します。

灰汁抜きが終わったら、ざるに上げて自然乾燥。
この間に漬け込む樽を焼酎で消毒、準備完了。
「上手く漬かりますように」と心の中で呟きながら、
一握りの塩を樽にふります。

梅がつぶれないように、一並べ、二並べ。
樽の上部に行くほど、塩の分量を増やします。
最後の塩をふり、重石を載せ、一樽完了。
梅酢があがってくるまで、気は抜けません。


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