2004年2月2日 和歌山県田辺市上秋津『紀州の秋津野塾』

『紀州の秋津野塾』は、農家と非農家の有志65名による
村づくりを考え、推進するグループです。

地元農家・地元非農家・地元出身の大学教授・地元出身の
会社社長などで構成。全国唯一の柑橘類年中出荷地域
(平成8年全国むらづくり大会『天皇賞』受賞)

梅(南高梅)、スモモ、バレンシアオレンジなど
柑橘果樹30種類以上を栽培・出荷しています。


年中温暖な、こんなところです。(田辺市秋津野地区)

秋津野塾のある上秋津

和歌山県の海岸線のほぼ中央に田辺市があり、
その田辺市のほぼ中央に上秋津があります。

上秋津:年間平均気温16.5℃
冬でも氷点下に下がることは珍しい温暖な気候で、
果樹栽培には最適な地域です。


梅日本一の和歌山県において、和歌山一の梅栽培面積を誇る田辺市の中で、
上秋津は年間を通じて、いろんな柑橘(温州ミカン、はっさく、ポンカン、
イヨカン、キンカン、バレンシアオレンジ、など)も30種類以上
栽培・出荷する全国でも数少ない、柑橘類の年中出荷基地となっています。


日当たりの良い斜面地で栽培しているため、
美味しく、良質なことで市場評価も高く頂いています。

このような産地形成が出来たのも、昭和40年代から取り組んできた、
農家、非農家全員参加型の一致団結した協力体制による『村づくり』のおかげで、
その取組みに対して、平成8年に『天皇賞』を頂きました。
それらの取組みの中心になってきたのが『秋津野塾』です。


地元木材で造った産地直売所 『きてら』
「きてら」とは〝どうぞ来て下さいね〟という意味です。
平成15年4月オープン

秋津野塾では、尚一層の地域活性化をめざし、
地元木材で作った産地直売所の開設や、
地元地域で作った堆肥を利用し、土づくりを行い、
環境に配慮した減農薬、減化学肥料栽培を現在研究中です。

より一層美味しくて、安心できる農産物の栽培をめざして、
みんな協力し、がんばっています。

また、田辺市は弁慶が生まれたとされる町であり、梅(梅干)で有名ですので、
子供たちが、弁慶のように逞しく、梅干のしわのごとく長生きするようにと、
お食い初めには梅干があります。


是非、自家製の梅干を、
未来を託す子供たちのお食い初めにもお使いくださいますよう、
弁慶誕生の地田辺市を代表し、秋津野塾から最高の南高梅をお届けします。


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