世の中には2種類の人がいる。
それは
熟成中の梅酒瓶を揺する人と
熟成中の梅酒瓶を揺すらない人である。
(どんな格言だよ・笑)
さてさて、
梅酒作りの一番の楽しみは?
そうです!
「待っている時間」です!
(心待ちにしちゃうよね・爆)
で、
待ち遠しい〜っ!と思い、
「早く出てこい梅エキス♪」とおまじないをかけたくなりますが、
インスタントなネットと違い、自然の流れはゆっくりゆっくり。
嫋(たお)やかに流れる時間を感じながら熟成を待つのも一興。
な〜んて余裕発言が出来るようになるまでには、
紆余曲折なんですけどね(笑)
さてさて本題に。
梅酒作りで熟成を待つ間、
気になってしまうのが氷砂糖さんのお姿。
早く溶けた方が早く出来上がるんじゃない?と、
思わず揺すってみたり・・・って
経験ありますよね?(爆)
今までの経験では、
使う梅の質による出来上がり(味)の違いや、
氷砂糖を入れるタイミングでの熟成の変化を感じた事はありますが、
瓶を揺する・揺すらないでの変化を感じた事はありません。
でも?
もしかしたら何かあるかも!?という淡い期待(?)から(笑)
揺すって氷砂糖が早く溶けた事で熟成は早まるのだろうか?
同条件で比べてみたらどんな感じなのだろう?と。
今年の梅酒で実験しております(基本物好きだよね・笑)
さてさて。
こちらが今回の実験君。
まずは、我慢君の瓶
(揺すらなかった梅酒の瓶)
いたって普通な景色。
氷砂糖も若干残ってます。
上から覗くと?
美味しそうな色と香り!これはもう!飲めますね♪
(我慢するんじゃなかったのかい?・笑)
続いて、堪え性がなかった君の瓶
(8月前半まで定期的に揺すり、氷砂糖を早く溶かした梅酒の瓶)
我慢君に比べると、若干梅が沈んでいます。
氷砂糖は我慢君に比べると少し少ない感じ。
上から覗くと?
こちらも美味しそうな色と香り!
もーあれですね!早く飲まないとダメになっちゃいますね!
(どんだけ堪え性無いんだよ・笑)
氷砂糖が溶けるように何度も揺すったり、
瓶をひっくり返したりしましたが、
溶け残っている氷砂糖の量はほとんどかわりません。
熟成中の香りは変わらず。
どちらも「もう飲んでも良いよね!」という香りでした(笑)
※この梅酒は氷砂糖時間差で漬けたものです。
cf.さらに美味しい梅酒の作り方 – 荻窪 鈴木青果店の完熟(樹熟)梅
ついつい待ち遠しくて瓶を揺すってしまいますが、
実際のところは無駄な抵抗だったと言う事です\(^o^)/
(揺すると気持ち的には落ち着くよね・笑)
でもね、
あーっ!氷砂糖が気になるーっ!
どうしても揺すりたいっ!
最後の一粒まで溶かし切りたーい!
と、仕事や家事も手につかなくなってしまう方は(気になりだすと止まらないからね・笑)
揺すっても問題ありませんが、
写真にあるような大容量(8L)の瓶をひっくり返してまぜまぜした場合、
一度蓋をとって確認した方が良いです♪
重さでパッキンの隙間からこんにちは♪する事があるようです。
(地味ににじむよね・笑)
ということで、
梅酒の瓶は揺すらず、涼しいところでゆっくりと熟成させ、
忘れた頃に飲むのが良いんじゃないかな〜♪と思います。
こぼしたー!とか、割っちゃったー!というトラブルも未然に防げますので(^-^)
※2012.08.30時点での結論です。
熟成中は実験を継続してゆきますので、何か変化があった場合はお知らせします。
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