天神様(梅干しの種の中身)の香りは梅酒の香り・・・
で、気になったこの種。
気になりだしたら止まらない、
そうよ私は分解君・・・(^-^;)
ということで分解?
天神様が寝ているところを起こしてしまった?
逆鱗に触れてしまう??
それでも懲りない?分解君。
種の中身はこんな感じです。
きれいなクリーム色。
分解君は食いしん坊?
ごちそうさま・・・。
あっ・・・( ̄Д ̄;;
うっ・・・( ̄△ ̄;;
キャー((>д<))
なんて書いても驚きませんよね
記事にしている段階で僕らはみんな生きているだし「(^-^;)
13:00から約4時間経過しましたが、
今のところは大丈夫です(笑)
胃酸に負けずに腸まで届くでしょうか?
腸までの到着予定時間は5~12時間とすると、
PM18時~AM1時というワイドレンジ。
何事も無ければ結果報告は明日になるかと思います(笑)
さてさて。
お味(というか香り)の方はと言いますと、予想通りと言いますか、
杏(あんず)系の梅だけに、杏仁豆腐の感じです。
甲州最小のアーモンドテイストの香りとはまた違った香り。
かじるたびに口の中に広がる杏仁豆腐の香り。
といっても、ほのかな香りを楽しむ杏仁豆腐とは違い、
その香りの元を食べているわけですから、
嫌いな香りでは無いのですが、かなりしつこい香りです(^-^;)
そのしつこさ(笑)を掻き消すように、
この香りの後に口の中に一瞬広がるのが、
南高梅の梅酒の香り。あの瓶の蓋を明けた時の香り。
一瞬なのが惜しい・・・。
この香りを楽しみたいがために、何度もカジカジ。
気が付いたら完食(^-^;)
「梅酒のあの香りは、種の中から出てくる」
というのを実証したような感じです。
と・・・。
ここまでは経験上わかっていた部分なので驚きも無く。
呑兵衛なので、うちの梅酒は、飲み終わるまで実を入れてます(^_^;)
でも、梅干しとして寝かしたものとは違った味(若い感じ)でした。
若いと言っても、種が出来上がっているので、
歯触りは、シャリシャリとサクサクの中間ぐらいな感じ。
昔、子どもの頃。
父が食べた後の梅干しの種を、ビール瓶の底で割って(原始人並)
食べていたのを見て、真似して食べるようになったのですが、
あの頃の梅干しの種(の中身)って、プチプチしてなんて言うのか、
もっとみずみずしくて、美味しかったんですよね。
あの種を再現したいなぁと毎年思うのですが、未だ実現出来ず。
梅酢に漬け込んでいる時間の問題なのか?未熟果だからなのか?
それとも(記憶定かではありませんが)梅漬けだから出来た事なのか?
この謎が解けるのはいったいいつになるやら。
★ご注意
今回食したものは、完熟(樹熟)梅の種(本当に木で熟した梅の種)ですので、
一般に出回っている青取り(早穫り)とは成分が異なります。
※一般的に梅の毒は木で熟すに従って無毒化すると言われています。
実験のつもりでも、何かあったら実験が事件になりますので、
良い子のみんなは絶対に真似しちゃダメです。
※知識が無いと危険です。冗談抜きにしてやめましょう。
あ、それに決して美味しいと感じるようなものではありませんし、
好き好んで食べるようなものではありませんので(^-^;)
一応農水省の公式リリースを掲載しておきます。
農林水産省公式HP
梅には毒があると聞いていますが、梅干しや梅酒は大丈夫ですか。
http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/0906/04.html
回答
梅の核(胚または仁(じん)とも言う)や未熟果実には、アミグダリンという青酸配糖体が含まれていて、梅の果実に含まれている酵素や人の消化管内で分解されて青酸を生じ、中毒をおこす場合があります。中毒症状としては嘔吐、腹痛、下痢などがあり、胚の部分を多量に摂取すればけいれんや呼吸困難などを起こすことも報告されています。しかし、果実が熟してくるとアミグダリンが分解されて、青酸による中毒の心配がなくなります。また、梅干しや梅酒、梅漬けなどの加工をすることにより、アミグダリンは分解されて減ってきますので、実を食べても梅酒を飲んでも心配ありません。なお、同じバラ科のあんず、もも、すもも、びわなどの未熟果実や種子も注意が必要です。
参考資料
(独)国立健康・栄養研究所ホームページ公表資料「健康食品」の安全性・有効性情報http://hfnet.nih.go.jp/
回答日
平成21年6月