先ほどの記事↓
[梅の鮮度と熟度]梅干し用に、黄色くなると思って部屋に置いていたら梅にカビ
にも書きましたが、
こうなる原因は、梅酒用に「青切り(カチカチの青梅)」を入荷して、
黄色くなった為に「梅干し用」として再販売した梅に多い現象です。
元々が青梅なので、「梅酒用」として見栄えはしますが、
早採りの梅なので、身の中が出来上がっていない(未完成)状態。
こうした梅の大半は
「追熟出来ない梅=皮の柔らかい梅干し作りには不向き」です。
一般的に「梅酒を作るのは青梅」「梅干しを作るのは黄色い梅」
というイメージが強いので、産地によっては流通段階で冷蔵する事で、
見栄えの鮮度を保っている梅も残念ながらあります。
ご購入の際はそういった事も気をつけてお求め下さい。