梅干しや梅酒の保存場所 – シンクの下はX

東京地方は今日も晴れ。
ギリギリになって天候に恵まれた感じでしょうか。
土用干しも順調かな(^-^)

さて、梅酒は少し色の変化が出てきた時期。
梅干しは土用干しが終わって一息の時期。

この時期になると、保存場所のご質問が多いのですが、
一番多い保存場所の失敗は台所。特にシンクの下。

台所で光も通さないし。。。と安心してしまうようですが、
断熱されていない場合、上でお湯を使うと、
下はその熱がこもった状態になります。
また、風通しが悪いので、湿気もこもりがち。

カビや酵母にとっては、願ったり叶ったりの環境(^-^;)

梅酒や梅干しは、たいてい「瓶」で保存しますので、
外気温の影響を受けます。

ポンっ!という音を聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、
梅酒の場合は、高温になるとアルコールが揮発。
乳白色の内蓋はおろか、外蓋まで取れる事があります。

このあたりで気がつけば良いのですが、
蓋が開いた状態で放置しておくと、
湿気(水分)、空気中の菌、適度な温度の三拍子で、
酵母などが宴会を始めます(^-^;)

アルコール度数の低い(35度未満)ホワイトリカーで、
自家製の梅酒作りをした場合も、梅の水分を含んで
アルコール度数は薄まっていますので、保存にお気をつけ下さい。
※アルコール度数35度ホワイトリカーの方が安全です(^-^)

梅酒同様、梅干しにとってもシンクの下は居心地の悪い場所です。
せっかく大事に作ったのに、保存場所でがっかりさんにならないよう、
お気をつけ下さいませ。

梅酒も梅干しも、
保存場所は日の当らない風通しの良いところにお願いします(^-^)


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