[梅酒用の梅]梅酒は青い梅で?それとも熟した梅で?

梅酒用の梅と言うと、青い梅をイメージされる方が多いと思います。

「青い梅=梅酒用」というのが一般的ですし、
私自身も「梅酒は青い梅で」と、ずーっと思っていました(^-^;)

インパク(インターネット博覧会)に参加したご縁で、産地の方と出会い、
完熟の南高梅を販売できるようになりましたが、
その頃は「梅干し用の安全で良い梅を」という事ばかり考えていたので、
梅酒の事はあまり考えておらず、
以前と変わらぬ「梅酒は青梅で」というイメージでした。

その後、何かのきっかけで梅酒の話をした時、
「産地では熟した梅で梅酒を作ってるよ」と聞き、正直びっくり。

「黄色い梅=梅干し」というイメージもありましたし、
「ぼけた感じの味になるのでは?」というのが最初の印象。

「おいしいから試してごらん」と言われたものの、
やっぱり前出のイメージが強く、半信半疑。

ところが、実際に熟した(完熟した)梅で梅酒を作ったら、
芳醇な香りにびっくりし、その後2年ほど寝かせたものを味見してみると
これまたおいしくて二度びっくり。

今では完熟南高梅以外での梅酒作りは考えられない程のファンになっています。

考えてみると、完熟するまで栄養を蓄えているわけですから、
梅本来のおいしさが余すところ無くお酒の中に溶け出す事で、
一段とおいしくなるんですね。これは今思い出しても灯台下暗しでした。

青梅の梅種には青梅の良さ(尖った感じ)もありますが、
完熟した南高梅の梅酒。芳醇な香りと柔らかい味わいも、
ぜひ一度お試し下さいませ。

「青い梅だけで作る梅酒」
「完熟した梅で作る梅酒」
「青い梅と完熟した梅を混ぜた梅酒」

この三種類に挑戦して、
お好みの梅酒(梅種)を見つけてみるのも面白いと思います(^-^)


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