減塩梅干しの「減塩」って?

「減塩梅干し」という言葉も、一般的になりましたが、
そもそも何を基準の「減塩」なのでしょう。

これは、昔の梅干しに対して「減塩」ということです。

昔の梅干しは塩分18%以上で漬けられていました。
今でもお好みに応じて作っておられる方もいらっしゃいますが、
健康志向の最近の梅干しに比べると、かなりしょっぱいものです。

減塩ブームで、当店でも漬け込み時10%〜12%で梅干しを作っていますが、
前記の化学反応前は、カビが生えやすいので、
漬け込み時、ホワイトリカーを使って殺菌消毒しています。

最近のお客様には、
「自然の味」とか「しょっぱくなくて美味しい」とご好評ですが、
昔気質なお客様は、お味見をしていただくと、
「こんな甘ったるい梅干しは梅干しじゃないっ!」そうでして、
・・・そんなに怒らなくても〜と思う事しばしば(笑)

でも、それぞれのこだわりがあるから、梅干し作りは面白いです。

塩は”塩田天日塩”を使っています。塩田天日塩はおすすめです。
減塩仕立てでも、コクがあってまろやかな梅干しが出来ますよ。

ぜひとも自家製の、梅干し作りに挑戦してみてください!
鈴木青果店はそんな貴方を応援します。


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