梅干しにインフル抑制成分 和歌山県立医大が発見

NHKでしたかで報道された「梅肉エキスの抗がん作用」は話題になったようですが、
血液をサラサラにするムメフラールの効果やこの抗がん作用は
それほど新しい発見ではないんですよね。

ムメフラールの情報が出たのは・・・10年近く前だったような。
当時のページ→梅肉エキスの作り方 ムメフラール
・・・日付を入れておけばよかったなぁと思う今日この頃(^-^;)

それよりも、それよりも。
個人的にすごいニュースだなぁ~と思ったのがこちら。

梅干しにインフル抑制成分 和歌山県立医大が発見

 和歌山県立医大は1日、H1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を抑える物質を、梅干しから発見したと発表した。

 梅の産地、和歌山県のみなべ町と田辺市にある梅加工会社計5社が資金提供し2006年から研究していた。同医大によると新型インフルエンザ(H1N1型)にも効果が期待される。

 世界で初めて見つかった物質で、ポリフェノールの一種という。エポキシリオニレシノールと名付けた。

 同医大の宇都宮洋才准教授(病理学)らは、梅干しのエキスを、H1N1型のインフルエンザウイルスを感染させた細胞に加える実験を繰り返し、有効成分のエポキシリオニレシノールを特定。ウイルスを感染させた細胞に、エポキシリオニレシノールを加えると、約7時間後にウイルスの増殖を約90%抑えられた、としている。

 宇都宮准教授は「梅干しを1日に5粒程度食べればウイルスの抑制が期待できる。昔ながらの日本食を見直すきっかけになれば」と話している。

http://www.kyodonews.jp/feature/swine_flu/2010/06/post-411.html
(共同通信 2010/06/01)

進化したインフルエンザウィルスと闘って、梅干しが勝利!

改めてこうした作用を発見した事もすごい事ですが、
先人の知恵というか、昔の人々ってやっぱりすごいなぁと思うんですよ。

こうした科学的な知識に頼らず、
自然の中でこうした事を自然に身につけていたんですから・・・
何でも便利になった現代人にとって、退化してしまった感覚なのかも(^-^;)

記事にあるように、
昔ながらの梅干しや食生活が見直されたらいいなぁと思います(^-^)

梅仕事をした事が無い方も、
ぜひ今年は自家製の梅干し作りにチャレンジしてみませんか?

梅仕事のお供にぜひこちらを♪
初めてでも失敗しない梅干しづくりを応援しますよ~♪


コメントは受け付けていません。