今日は大安吉日♪今日から梅干し日記を書き始めます♪
昨日より紀南の「古城(ごじろ)」入荷開始。
いよいよ今年も始まるなぁ〜♪と思う瞬間です。
入荷したときは真っ青だけど、
追熟によって黄色く、芳醇な香りになっていきます。
毎年、様々な梅を入荷しますが、産地によって「香り」が違います。
「和歌山の梅」ってのは、どうしてこんなにも「芳醇」なのだろうか?
南の梅だからか、はたまたそういう種類だからなのか?不思議です。毎年。
小田原の梅は「酸味が強い」香り。これに次いで山梨の梅もやはり「酸味」。
群馬の梅は「皮がかたい」という香り。
埼玉越生の梅は「和歌山と山梨の中間」の香り。
って、言葉として表現すると勉強不足が出ちゃうけど、
イメージしてみてくださいませ。
採れる時期でも、香りは全然違いますね。
南高梅などは、収穫期間がわりと長い(というか出荷量が半端じゃない)ので、
出始めのこの時期、6月中旬、6月下旬と、それぞれ香りが違いますね。
ものの本によると「酸の種類が変化する」と書かれています。この影響かなぁ?
本日からは、みなべ「南高梅(なんこうばい)」、
小田原蘇我梅林「白加賀(しろかが)」入荷開始。
待ってましたの入荷です。
今年の南高梅は、出来がかなり良いかな(*^-^*)傷一つない「最上品」です。
この「最上品」というランク付け。うちのお店では「一番」って意味なんですよ。
自分で仕入れてきた品物。もちろん経験豊富だから見る目はあります。
なぁ〜んて、ちょっと自慢( ̄▽ ̄;) に聞こえるかもしれませんが、
本来「商店」というのは、「お客さんに美味しいものをお届けする」
という形の商売ですから、当然ですよね。自信がなくては販売できない。
スーパーみたいに、乱売すれば結果的に質が悪くなるし。
で、その経験から「最上品」という看板を付けます。
電化製品の「保証書」と一緒の意味合いかなぁ?
小さい頃からこういった言葉に囲まれてきたから、質問なんかされると、
へっ!?って気持ちになります。
たとえば、市場で味見をして納得したものには「美味しいOO」と言う看板。
セリで特別安く仕入れられた!というときは、「大サービス」。
確かに、こうして分析?してみると面白いかも(*^-^*)
さてさて、これから日に日に入荷数が増え、
このPCのまわりも「梅だらけ」になってくると、
梅の香りのお店?のような、すごい状態になります。
でも、この香りがたまらなかったりしています。(*^▽^*)