今年は6月21日と24日にそれぞれ1本ずつ作りました。
今年の梅は香りが強かったです。
第一弾は6月21日(大安)
氷砂糖は一週間後を予定して、まずは梅のみ。
そして、これに続く第二弾は6月24日(友引)
こちらも梅のみ(氷砂糖は1ヶ月後を予定)
瓶の底でプカプカしながら、
じーっとしている梅を、こっそり眺めているだけで
ちょっと幸せな気分になりますが(^-^;)
昨年に引き続き、氷砂糖投入の実験第二弾もありますので、
しぼんじゃうけどゴメンネ・・・と心の中でつぶやき、
美味しい梅酒になりますように〜と願いを込めて、
6月27日に氷砂糖を投入しました。
現在は、瓶の上部でプカプカしております。
これはこれで、良い眺め(^o^)
さてさて、
今年は、梅をお買い上げいただいたお客様から
「いつ頃が飲み頃ですか?」と尋ねられるたび、
「そうですね〜3年後ぐらいかな〜」とお返事してました。
はい、飲兵衛です(笑)
そんな話をした時に、
「えっ?」という表情の方は、
まだ知らない(実は幸せな)方なのです。
初めて自家製梅酒を作られた方は、
きっと3〜6ヶ月後に飲まれても、美味しく感じると思うんですよ。
ところが、人間の味覚というのは不思議なもので、
「自家製梅酒」の記憶というのは、
美味しいものを飲む度に更新されていってしまうんですよ。
ある意味、とっても都合の悪い進化なのです。
(ブランクあると飲めない年があるんだよね・笑)
そんな事から、美味しい時期は?と聞かれてしまうと、
3年後ぐらいと即答になってしまうのですが、
だからといって、3年先をお勧めするのも・・・なのですよね。
ここ、非常に難しい。
梅酒を作り始めて数年は「自家製の喜びを」楽しんでいただいて、
その感動を大切にしていただきたいなぁと思うんです。
で、売れない年(飲みきれなかった年)があったら、
その瓶は迷わず熟成にまわす。
それを忘れた頃に飲むと、
「おや?ずいぶん当たりが変わったなぁ」と。
で、その年の梅酒と比べると、
「あぁ〜これが熟成か〜♪」という喜びを感じます。
そこで飲みきるも良し、もう一年経ったらどんな味になるかな?と、
熟成にまわすのも良し。なのです。
この数年が、自家製梅酒作りの醍醐味と言いましょうか、
梅酒って育っているんだなぁ〜って感じられる貴重な時間。
もし、最初から三年ものを飲んだら、
一年、また一年と、味が変わっていく過程を楽しめないので、
ちょっとつまらないかなと。
☆飲みきらずに、その年の梅酒を少し小瓶に入れて、
熟成してみてください♪とアドバイスしているのも、
こういった理由からなのです。
これは昨年の時間差
まだ一年ですが、ずいぶん熟成した気がします。
一方(笑)
何年も作っていて、熟成を知ってしまった人は、
味見をして思うんですよ。「まだ若いなっ」って。
で、もう少し寝かせようかな・・・という無限ループ。
気がついたらね、梅酒の瓶がごーろごろ(笑)
おまけに、
その年その年で梅の個性も違いますので、
これはもうちょっと熟成しようかな〜とか、
この年のものは大事に飲もうかな〜とかって考えちゃって、
ますます瓶がごーろごろ(爆)
これね、
ある程度のところでルールを作っておいた方が良いです。
(実感こもってるね・笑)