冬至 – ゆず湯とかぼちゃで風邪予防

雨降りの後は急に寒くなったり、晴れ間が続くと日中はポカポカ陽気になったり。やや冬らしい気候になってきましたね。

暦の上では、2009年は明日(12/22)が冬至。夏至(一年で一番昼が長く夜が短い日)と対局にあるこの冬至は、一年で昼が最も短く、夜が長い日。

北半球では、この日を境にお日様が照っている時間(昼間)が増えて行くので、太陽の力が日に日に強まって春に向かって行く事から、おめでたい日でもあったりしますが、暦の上ではまだまだ冬。

小寒、大寒という厳しい寒さを経て立春に向かうまではまだまだ風邪もひきやすい時期。たかが風邪といっても、風邪は万病の元と言われるように、体調を崩して体が弱ると,他の病気にもかかりやすくなってしまいます。

こうした事から,昔から日本にある風習では、冬至の日はゆず湯に入って、かぼちゃを食べることで、無病息災を願う日になっています。「冬至」を「湯治」にかけたり、「ゆず」に「融通」をかけているあたりが、「江戸の日本らしい」感じですよね(^-^)

現代のような栽培技術が無い頃は、冬になると貴重な栄養素を含んでいる野菜も無く、暖かい時期に収穫・貯蔵した野菜などを食べていたようですが、そんな中でも「かぼちゃ」は、硬い皮に包まれているので、大切な栄養素を夏の収穫から寒い冬まで長期保存できる素晴らしいお野菜。

こうした事から冬至にはこの時期の健康づくりに欠かせない緑黄色野菜の栄養素「βカロチン」を豊富に含んでいる「かぼちゃ」を食べるようになったと「現代人の私」は思えるのですが、現代のように成分分析などという技術も無かった時代なのに、昔の人々は生活の知恵として、こうした事を発見していたと思うと、やはり昔の人々はすごいんだなぁと、改めて感じます。

忙しい時代の流れで、こうした昔ながらの知恵や伝統は、年々薄れてしまっていますが、ぜひ明日の冬至は、昔の人々の知恵にあやかって、「かぼちゃ」を食べて免疫力を高め、血行を良くしてくれる「ゆず湯」の湯治で体を芯まで暖め、無病息災を願ってみてはいかがでしょうか(^-^)

当店では、毎年恒例で
美味しい国産かぼちゃ&香りの良い国産ゆずも販売中でございます。


・北海道産 えびすかぼちゃ 180円~(1/4個)


・ゆず(冬至用) 100円(1袋2~4個入)

ぜひご来店くださいませ(^-^)/


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