零余子(ムカゴ・むかご) – 栄養豊富な自然食品

長芋などのつる(葉の付け根)に出来る
この零余子(ムカゴ・むかご)というお芋。
自宅で長芋栽培をされた方はご存知かも。

長芋のツルが枯れる頃、これが地面に落ちて、春まで残ったものが目を出し、
根を伸ばし、根は長芋になります。

根(長芋)やムカゴを収穫出来るので、緑のカーテン作りにもおすすめ。
うちで栽培したものは、2年目のツルにはムカゴが出来ましたが、
今年撒いたものには付きませんでした(未だサイクルを解明出来ず ^_^;)

食材としてのムカゴは、長芋の子どもなので栄養豊富な自然食品。
以前は料亭向けに出荷されていましたが、
うちのお店では毎年秋~冬になると,
(店主の好みで)かなり昔から販売しておりまして(^-^;)
毎年この時期になると、地方発送のご注文をいただいております。

今日入荷したムカゴは青森県産。青森と言えば長芋の大産地ですが、
その長芋の副産物として収穫できるムカゴは,毎年この時期に味わえる
季節の彩り。毎年の楽しみだったりします(^-^)
入荷したての新鮮なものを、ぜひご賞味下さいませ。

長芋と言えばこの時期の健康増進にお役立て頂きたい野菜。
主成分はでんぷん質。ジアスターゼやアミラーゼといった
酵素を含んでいるので、消化吸収も良く、内蔵の働きを助けてくれます。

また、カリウム・亜鉛・ビタミンB1・B2・Cなどを含んでいますので,
滋養強壮にも良いです。

比較的癖の無いお芋なので、様々なお料理にご利用頂けますが、
まずは季節の香りを楽しむということで「塩ゆで」がおすすめ。
ホクホクとしたジャガイモのような食感で長芋の香りを楽しめます。

昔ながらの楽しみ方でいただくには,ムカゴご飯(炊き込みご飯)にしたり、
甘辛く煮付けたり、汁の実にしたり。

今風に楽しむのは、素揚げやバター炒め,
グラタン(ジャガイモのグラタン風に)などなど、
いろいろな調理方法で楽しんで頂きたい食材です(^-^)


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