たけのこは、鮮度が良い程おいしいです。
うちのお店でこの時期に入荷している熊本産のたけのこは、
保冷剤入りのクールでやってきます。
少しでも鮮度を保つようにいろいろな工夫をされています。
産地の方々に感謝(^-^)
通常、お店でお買い求めの際は、
「乾いていないもの(入荷から時間が経っていないもの)」がおすすめです。
たいてい入荷した時には、湿った泥付きですが、
スーパーなどで見かける日数が経ったものは、皮が乾いていますね。
古くなるとうまみが逃げてしまいますので、
せっかく手間をかけて下ごしらえしたのに「がっかり」
なんてことにならないよう、鮮度をしかり確かめてお求め下さいませ。
まずはたけのこを洗って、皮についている泥を良く落とします。
水洗いしたら、たけのこの穂先(先端)を斜めに切り落とします。
※あまり大胆に切り落としてしまうと、
おいしい部分も無くなってしまうのでご注意。
※穂先の部分はかなりかたいので、
切り落とす時は手などを切らない様にご注意下さい。
穂先を切り落としたたけのこを鍋に入れたら、
米ぬかと鷹の爪(赤唐辛子)を数本入れ、水をたっぷり入れます。
※ぬかが無い場合は、水の代わりにお米のとぎ汁を入れて下さい。
煮立つまでは強火、煮立ったら弱火にして、コトコト煮て下さい。
茹で時間の目安は、一時間弱(40~50分程度)をみて頂いたら良いと思います。
茹で加減の確認は、たけのこの根元の部分に竹串などをさしてみて、
すっと通れば茹で上がりです。
ゆであがったら、冷めるまでそのまま置いておいてください。
時間をかけて冷ました方がおいしくなります。
ゆで汁が冷めたら、軽く水洗いして、皮をむきます。
左手で根元をぎゅっとつかみ、穂先方向には右手をそえて、
ドアノブをまわす要領でクルッとまわすと皮がむけます。
なかなか楽しい作業なので、お子さんと一緒にやっても良いかも(^-^)
ある程度皮がむけたら、穂先に注目。
残っている穂先の部分は、とってもやわらかくて、
たけのこの香りも強く、おいしいです。
この部分は、ショウガ醤油やわさび醤油で
お刺身のように召し上がってみて下さい。
みそ汁やお吸い物にもおすすめ(^-^)
たけのこ本体は、市販の茹でたけのこと同様に、そのまま調理に使えます。
保存するときは、水をいっぱいいれたジップロックに入れて冷蔵庫へ。
二~三日はおいしくいただけます。
※保存中は、毎日水を換えてください。