干し柿の作り方 – 渋柿も一工夫で美味しく

意外と簡単に作れる干し柿。
鳥も食べない(^-^;)お庭の柿をなんとかしたい方におすすめのレシピです。

材料はお庭の渋柿。干す時に使うひも。
熱湯消毒ではなく焼酎で消毒する場合はホワイトリカー。

●まずは収穫

柿を収穫する時は、ヘタの上の枝を残しておきます。
※ひもでつるす時に必要です。

この柿の皮をむきますが、まずはヘタの部分に包丁を入れて,
枝の部分をTの字型に残すように(切り落とさないように)丁寧に。

※枝が取れてしまった場合や切り落としてしまった場合は、
焼き鳥の串などでも代用出来ます。

残りの部分は普通に皮むきします。
※皮は食べられませんが、冬場のたくあん作りに利用出来ますので、
たくあんを作る方は天日干しして保存しておくと良いです(^-^)

●そしてひもで結びます。

柿同士が触れ合ってしまうと,その部分が乾燥出来ずに
カビなどの原因になりますので、
数センチの隙間を作りながら柿をひもに結んで行きます。

一本のひもに結ぶ柿の数は、地面から物干竿までの高さの半分ぐらいまでで、
お日様があたる程度が目安。

※あんまり下になると埃だらけになったり、衛生的に気になりますし,
ベランダなどで日が当たらないと充分な乾燥が出来ません。

●干す前の殺菌

一般的な方法は,大きめの鍋でお湯を沸かし,
沸騰している中に十秒程度入れて殺菌するという方法。

そして、梅干し作りでお馴染みのホワイトリカーの中にくぐらせて
殺菌するという方法もあります。

お子さんと一緒に干し柿作りをする場合は,
熱湯よりもこちらの方法がおすすめ(^-^)

●そしてひたすら干します

落ちないように物干竿に結びつけて吊るします。

お天気の時は良いのですが、雨降りの日などは
室内に取り込んで置いた方がいいかも。
※うちでは室内の時はカーテンレールを利用します(^-^;)

●時々様子を見て

10日程干したら乾き具合を見ながら、
種離れが良くなるように、柿を優しく揉みほぐします。

ここから数日干したら「柔らか干し柿」の出来上がり。
※色も鮮やかで,半熟玉子のような感じです。
保存は、時期にもよりますが冷蔵庫保存が良いです。

●さらに干すと

さらに10日程干すと,市販の干し柿のように,
粉を吹いて中まで乾燥した干し柿が出来上がります。

梅干し同様に硬さはお好みなので、
頃合いを見計らって(味見をしながら ^_^;)
干す日数を決めると良いです。

干しがしっかり出来ていれば,しばらくの間は
常温保存でOK。

長期間保存する場合は,タッパーなどに入れて
冷蔵庫保存が良いです。
※冷凍保存される方もいらっしゃいます。


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