自家製たくあんの作り方-干し大根をお好みの味・香りでアレンジ

自家製たくあんの作り方(干し大根をお好みの味・香りでアレンジ)するレシピです。
フリーザーバッグを使い、風味豊かなたくあんをお手軽に作れるレシピをご紹介。


 

材料・道具

○基本の材料
干し大根:容器に合わせて数量を決めます。
※一般的な干し大根の重量は、1本600〜700g(1束4kg程)です。
生ぬか:干し大根重量の10%
粗塩:干し大根重量の5%

○アレンジ(風味が増します)
鷹の爪:干し大根1本に対して、鷹の爪(赤とうがらし)1本
ザラメ:干し大根重量の2%
昆布:適量(お好みで)
果物の皮:適量(みかん・リンゴ・柿の皮を干したもの2〜3個分)

○その他
最近は庭木でも少なくなったので、ご存じない方も多いと思いますが、
昔は自然素材の着色料として、たくあんの色付けにクチナシの実を使う方が多くいらっしゃいました。
ご家庭で栽培されている方は、秋頃に濃いオレンジ色に熟した実を収穫し、乾燥しておくと、たくあんはもちろん、くりきんとんなどにも使えます♪

○道具
フリーザーバッグ(二重にしてください)
重し(干し大根重量の2倍程度)

今回の撮影では、こんな感じの分量で漬けました。

干し大根:1本(600g)
生ぬか:60g(10%)
粗塩:30g(5%)
ザラメ:12g(2%)
鷹の爪:1本
昆布:2枚(増やしてみました)
果物の皮:今回は入れてません(干し忘れてました・涙)

 

下ごしらえ

 
干し大根の下ごしらえ
干し大根は、葉の部分を包丁で切り取ります。
(葉も一緒に漬けますので捨てないで)

漬け込み材料の下ごしらえ
分量の「生ぬか・粗塩・(アレンジを加える場合は一緒に)」を
フリーザーバッグに入れ、空気が入った状態で口を閉じ、上下に振って混ぜます。


※昆布・鷹の爪は最後に入れます
(乾物を入れて袋を振ると袋に穴が開きます=やってしまいました・笑)
 

つくりかた

 
まずは美味しく漬かるおまじない。
干し大根を良く揉みます(まな板の上でコロコロでも良いです)。

次に、
切り取った干し大根の葉を丸め、
これを真ん中にして揉んだ干し大根を丸めます。

丸めた干し大根を袋に入れ、漬け込み材料とよく混ぜ合わせます。
(この時も空気が入っていた方が混ぜやすいです)

干し大根に漬け込み材料がよく馴染んだら、
最後に鷹の爪・昆布を入れて、袋の空気を抜きます。

この状態で雑誌を載せて、重しにします。

少しずつ漬け汁が出てきますので、
数日おきに天地返しして馴染ませてあげてください。
※徐々に漬け汁が上がってきますので、
その都度漬け汁をよく混ぜ、袋に残った空気を抜きます。

☆あまり愛情を注ぎすぎると・・・!?

おいしくなぁ〜れ♪と願いを込めて、袋の上から揉んでいたのですが、
二日目にはこうなりました(笑)

レシピ内では、見やすくする為(撮影用)袋は1枚ですが、
袋が破れても大丈夫なように、二重にする事をおすすめします。

このまま涼しい所で保存し、
食べ頃になるまで、たまに袋を天地返しします。
※たくあんの「香り」が気にならないところで保存してください。
(袋に入っていても、香りは漂います。)

食べごろは、漬け込み後1ヶ月ほど。
暖かくなる前(冬の間)に食べきってしまうのが美味しく召し上がる秘訣です。
※暖かくなると酸っぱくなるのでお早めに。

【関連記事】
漬け込み後の変化は、こんな感じです
→今日のたくあん-自家製たくあんの作り方(実践編)


コメントは受け付けていません。