本日、東京都中央卸売市場淀橋市場から、
暫定基準値を下回っている野菜のお知らせが届きました。
お店に貼っていたのでご覧になった方もいらっしゃるかも?
偏った報道が多い昨今、こうした告知は大切と思います。
一部では「厳し過ぎる」と言われている暫定基準値ですが、
→食品や飲料水の放射性物質-暫定基準値関連
福島や茨城でも、この基準値を大幅に下回っているもの、
ND(検出されず)のものもたくさんあります。
これらを周知してもらうには、コツコツ積み上げていくしかないですね。
・・・といっても、市場に入ってきてない状態が続いていますので、
お店に並んでいるのは西日本中心。
時期的な事もありますが、ちょっと複雑です。
万策尽きた福島第一原発の件も、ようやく各国の支援を受け始めたようですし、一日も早く収束に向かう(放射性物質の飛散・流出が止まる)よう、願っております。
東日本各地で検出されている放射性物質は、「水素爆発の際に飛び出した」というのが大方の見解ですし、この推測が正しく、各国の支援で適切な対策が講じられたら、同一ポイントでのモニタリングで、半減期が8日の放射性ヨウ素の値に、減少傾向が見られるはず。
セシウムも気になりますが、少しは安心出来る材料になるかも。
これと平行して、原発から撒かれた放射性物質によって、
「出荷出来なくなった野菜等」をかかえている農家の方々への
一日も早い救済策の提示、実行を、東電や政府にはお願いしたいです。
P.S.
前出、個人的に調べているデータで気になっていた事が、今日のニュース↓に出てました。
→IAEAの避難基準を「超過」 飯館村の放射性物質
公開されているデータを元に、半減期の長いセシウム(134・137)の
検出値が高かったポイントを地図上にマークし、中でも値が高い
ポイント(10500~82000)は水色で分けたレイヤーがあるのですが、
↓円の中心は福島第一原発
この中には、IAEAの指摘があった飯館村も含まれていますが、
それよりも高い数値が出ている地域も40~90km圏内にありました。
データが出されてから、既に時間が経っているので、
土壌採取や健康被害に対する調査なども随時行われているとは思いますが、
一日も早く安心して暮らせるようになりますこと、心より願い、そして祈る毎日です・・・。