風が強く大変な年

完熟南高梅は、普通の市場流通の南高梅と違って、
樹で栄養をたくさん蓄えてもらう分だけ、収穫に時間がかかるので、
この時期は特に天候が気になります。

台風や大風、干ばつや乾燥…etc.
自然の恵みなので心配事は数え上げたらきりがありませんが、
大きく育つまで、気が抜けません。

そんな中、産地の森山さん(和歌山の提携農家)から、
「大風に遭って、かなり梅が落ちてしまった」との報告がありました。

ここまで頑張ってきて、あと数週間で出荷だったのに(T_T)
大風を耐えて残った梅たちが、残り数週間を無事に過ごして、
出荷されてくるよう、願うばかりです。

枝にしっかりとついている梅の実が、落ちてしまう程の
大風を耐えてきた梅たちには、もしかしたら葉擦れがあるかもしれません。
※葉擦れ:梅の実にうっすらとつく薄い線。

読みは葉擦れ(はずれ)ですが、ハズレではありません(^-^;)
大風を受けてもなんとか樹にしがみついて、頑張った梅のしるし。

この線は、青梅の時には殆ど見えませんが、
追熟して色づいてくると、うっすらと見えてくる事があります。

お手元に届いた際、そんな事も感じながら、
愛情いっぱいで、美味しい梅干しや梅酒等に
加工して頂きたいと思います(^-^)

P.S.先日書きました小梅の事。

今年は品薄でどうしたものかと思っていましたが、
取材撮影用の一箱だけなんとか入荷出来ました。

小梅の入荷について、たくさんのお問い合わせを頂いておりますが、
今年は南高梅の産地同様、大風にあおられた事で、
ほとんどの小梅が落ちてしまい、品薄な状態が続いております。

このような状況なので、今後の入荷につきましては、
未定とさせて頂きます。ご了承下さいませ。


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