ここのところ、連日世間を騒がせている豚インフルエンザ。
テレビなどで騒がれ、
新種と言われると、治らないのかと心配になり、
今回のインフルエンザは特別怖いなぁと感じていましたが、
治療には既存のリレンザやタミフルが有効らしいですね。
とはいえ、インフルエンザにかかると、
高熱が出て体にも負担がかかってしまいますし。
また、ここのところ、空気が乾燥している日や、
寒くなったり暑くなったりしているからでしょうか、
1月頃に流行ったインフルエンザも、
地域によっては子どもたちの間で、発生しているそうです。
インフルエンザの予防に、
「外から帰ったらうがい」の習慣は心がけたいですね。
また、暑い夏を迎える為に体作りが必要なこの時期、
積極的に摂取したい豚肉ですが、今回の過熱報道を受けて、
風評被害で売れなくなってしまうのではと心配されています。
ウズラの鳥インフルエンザ騒動の時は、
安全性に問題が無いにもかかわらず、
全国のスーパーで行われた不当表示がきっかけで、
消費者に誤解が広がり、かなり風評被害があったそうです。
今回は、ウズラ騒動時のように、
風評被害が広がらない事を祈っております。
商品の価格が安くなる事は、消費する側にとっては良い事ですが、
急激な価格変動は国内の生産者のみなさんにとっては死活問題。
ただでさえ自給自足の出来ない日本では、
それに拍車をかけるように高齢化が進み、
生産者が減っている事もありますし、
こうしたことで仕事にならなくなったら、
国内で生産を生業とする人がいなくなってしまうのではと、
いつも危惧しております。
国内の生産者の方が作った安全な食材を得られるのは、
生産者の方々がいらっしゃるからですし、
長い目で見ると、こうしたことで困るのは、
消費者である私たちなんですよね。
農水省では、国産を含む豚肉全般について、
1.出荷段階で洗浄・滅菌される
2.十分な加熱によってウイルスは死滅する
と、安全性を強調しています。
テレビやネットによって、正しい情報・間違った情報、
様々な情報が飽和している時代ですが、
それらの情報から自分に合った正しい情報だけを得るのも、
これからの時代のテーマかもしれませんね。