五千年前の日本芸術が大英博物館へ – 長岡の火焔(かえん)土器

今から五千年前の日本で
一大ブームを引き起こした火焔土器(火炎土器・かえんどき)

縄文人の畏敬の念、そして情熱を感じる作品の数々は、
見る度に違う発見があって、ドキドキですよ。
(ほんと縄文時代好きね・笑)


※火焔土器(火炎土器・かえんどき)
鶏頭冠(上部の出っ張り)に装飾が施され、その装飾が燃え盛る焔(炎)に見える事から
「火焔土器」と名付けられ、今でも火焔土器呼ばれています。

祭のために作られた機能美
と言ってしまえば一言で終わってしまうんですけど、
数々の作品を見ると、それぞれに手作り作品ならではの美しさや、
込められた想いがあって、とにかく感動するのですよ。

天に向かって燃え上がる焔(炎・ほのお)が上部に施され、
腹部と下部に施された海や波形、大地や森、木々・・・と、
見る度に広がる勝手な想像世界はキリなく続く特急列車(なぜ特急?・笑)

この派手な器に入れて煮炊きし、自然の恵みに感謝。
・・・なんて美しい縄文ロマン。

と、縄文時代を書き出すと長くなりますので
このへんでやめときます(笑)

で、暗い世相なニュースが多い中、
嬉しいニュースに思わず感激\(^o^)/したのですよ。

古の日本人が作り出した作品が、大英博物館に遊びに行くそうですよ〜

長岡の縄文土器が大英博物館へ
長岡市の岩野原遺跡で発掘された縄文時代の土器が、ことし10月からイギリスの大英博物館に展示されることになりました。
大英博物館に展示されるのは、縄文時代中期の「火焔型土器」と、「王冠型土器」の2つの土器です。大英博物館には、すでに、ことし7月から津南町の火焔型土器が貸し出されていますが、日本の縄文文化を紹介する展示を充実させたいとして、火焔型土器の出土が多い長岡市に要請があったということです。
2つの土器はいずれも高さが30センチほどで、火焔型土器は突起の部分がほのおが燃えているような、王冠型土器はなだらかな山のような、かたちをしているのが特徴で、いずれも、日本でも珍しい出土品だということです。
長岡市によりますと、土器が展示されるのは、大英博物館の入ってすぐの場所でここに展示されるのは特別な扱いだということです。長岡市の森民夫市長は、「世界に向けて長岡の文化を発信できるのは誇らしく思う。日本の縄文文化を世界に知ってもらいたい」と話しています。
土器は、来月2日の午前中まで長岡市の馬高縄文館で展示され、その後、大英博物館で、10月4日から来年1月まで展示されます。

08月31日 10時35分 NHKニュース

大英博物館への貸し出しは12月までということですが、
その頃は冬・・・場所は新潟・・・。

9月2日の午前中までは長岡で展示・・・なんて書かれちゃうと、
思わず行ってみたくなっちゃいますよね(笑)
(荻窪から250kmありますけど?・爆)

・・・夏休み前に決まっていればよかったのに(T_T)


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