技術と魔法は似て非なるもの – Mona Lisa(モナ リザ)

先日も、
古代ギリシャの彫刻や神殿が「白」ではなく、
どぎつい彩りだったというがっかりな調査結果が出ていましたが
(私だけではないはず!・笑)

今度はモナリザだそうですよ。

  


Fernando Botero「Mona Lisa」

あ、こっちじゃなくて(笑)


Salvador Dali「Self Portrait as Mona Lisa」

こっちでもなくて(笑)


Leonardo da Vinci「Mona Lisa」

こっち(笑)

モナリザのモデルになった(と言われている)
フランチェスコ デル ジョコンド(Francesco del Giocondo)さんの奥さん、
リーザ ゲラルディーニ(Lisa Gherardini)さんのお墓が見つかった!?
というニュースがありましたが、
このお墓を掘り起こし(これを発掘調査というらしい)
現代の復元技術を使って、頭蓋骨から顔を再現するそうです。

ずいぶん前にアマチュア発掘家がお墓を探してるってニュースを読んで、
なーんか嫌な予感がしていたんですけどね。
なんかバチ当たりにも程があるんじゃないかと思うわけですよ。
野暮な事しないで、ゆっくり寝かせてあげてよって。

つい先日も、
アイルワースのモナリザ(Isleworth mona lisa)は、
ダヴィンチが描いた下書き?とか、若い頃のモナリザ?
な〜んてニュースが出てましたけど・・・

確かに「モナリザ」は謎だらけだから、解き甲斐を感じるのかも!?だけど、
謎ってのは「謎」だからこそ魅力的なのではないかと思うんですよねぇ。

知りたいという際限なき欲求に、
適度なところでブレーキをかけるのが粋じゃないかなぁって。
(情報過多のネットも似た様なもの・笑)

調査が徒労に終わり(良いのかこんな事言っちゃって・笑)
失意の涙目で「鶴の恩返し」を読んで勉強する姿を想像しつつ、
成り行きを眺めていようかと思いますよ(笑)

さーてと、怒られる前に月に帰るとするか。
(それは・・・かぐや姫・爆)

[LOUVRE] Mona Lisa – Portrait of Lisa Gherardini, wife of Francesco del Giocondo

 

おまけ

若いモナリザ(と言われている絵)よりも、
ラファエロ(Raffaello)の絵(右)の中に不思議を感じてしまう年頃の私

(そろそろ「年頃」って言葉は使えない年頃ですが・笑)


Raphael「Lady with a Unicorn」

こちらも仲良しさん

左 Raphael「Portrait of a Young Woman」
中 Raphael 「Portrait of Maddalena Strozzi Doni」

ラファエロといえば、個人的にこの絵は外せないっ!
(何の記事かわからなくなってきてるね・笑)


Raphael「Dona Velata」

この絵を見る度に、フィレンツェに行きたいっ!と思うですよ。
ほんとに美しい。

イタリアは敷居が高く(?) 未だ実物を見た事が無いのですが、
来春のラファエロ展にちょっと期待していたり(かなり期待していたり・笑)

ラファエロ展 国立西洋美術館 のサイトを見ると、イメージに使われているのは
Madonna del Granduca(大公の聖母)
この子がパラティーナ美術館からやってくるという事は、
同じ美術館にいるDona Velataも一緒に来るのかなぁ・・・(熱望)


コメントは受け付けていません。