今朝の新聞で読んだのですが、去年の4月にリンリンが亡くなって、上野動物園にパンダがいなくなった事から、年間入園者数が300万人を割ってしまったとのこと。やっぱり影響あるんですね。
私の世代は、ランランとカンカン。やはり上野動物園=パンダという印象が強いですね。とにかくかわいいし愛くるしい(^-^)
ランランとカンカンが来た当時(1972年)は、現在の2倍以上(764万人)の入園者数を記録。上野動物園もパンダ一色で、他の動物たちが嫉妬するほどの人気でしたね。
とーてっも長い行列に並んで、実際にパンダ舎でパンダに会ったと思ったらもう出口といった感じで。それでも何度も何度も、並んだ記憶があります。
今にして思うと、親は大変だったろうと思いますが、子どもってそういうのは平気なんですよね(^-^;)
その後、ホァンホァン、フェイフェイ。
二頭の間に産まれたチュチュは残念ながら亡くなってしまった事もあって、ランラン・カンカンの頃から待望だった日本生まれのパンダはトントン、そしてユウユウ。ユウユウが中国に戻って、代わりに日本にやってきたのがリンリン。メキシコからシュアンシュアンが遊びにきた事もありました。
一頭一頭がとても個性的で、表情も癖も違うし。そしてパンダが好きだった事もあって、子どもの頃から青春期、そして自分の子どもと一緒にと、いつの時代もパンダに会いに上野に行ってました。
個人的にはランランの表情が一番かわいかったと思いますが、
みなさんの思い出のパンダってどの子だろう(^-^)
昨春リンリンが亡くなって、その後マスコミで取りざたされたのは、都知事さんの「法外な値段」「見たければ中国に行けばいい」というコメントと、1億円と噂されたレンタル料金の事ばかり。マスコミの影響から、都庁にはなぜか都税の話なのに全国から税金の無駄遣いとの抗議があったそうです。
あの報道はさすがに胸が痛みました。
日中友好大使として来日してもらっても、ワシントン条約で決められているので、形式上、研究目的と貸与って形が必要なんですよね。譲り受ける事は条約違反なので。
1億円と言われると、確かに大金。でも、東京都の人口約1290万人で割り算すると、パンダの貸与にかかるお金が、年間1億円だった場合、1人当たりの負担は約8円。
ちなみに、一昨日報道されていた新銀行東京に投じられたお金は1255億円だそうで、こちらは都民1人あたり9729円。
未来の子どもたちの為になるのって、どっちなのかな?なんて、
二つのニュースを読んでちょっと感じました。