赤紫蘇(しそ)の下ごしらえ 基本編

赤梅干し(赤紫蘇漬け梅干し)を作る時に必要な
赤紫蘇の下ごしらえ&ちょっとしたコツをご紹介

 

材料・道具

赤紫蘇:漬け込む梅の量1kgに対して1袋(束)
※色よく漬ける場合・ゆかり粉を楽しむ場合は、
分量の2倍「梅1kgに対して2袋(束)」

あら塩:50g
ボウル(塩揉みに使います)

 

下ごしらえ

1.赤紫蘇の葉を茎からむしって、よく水で洗います。

※茎を残しても問題はありませんが、塩揉みする際、葉だけの場合よりも力がいります。
また、漬け上がって召し上がる時、茎の部分が若干口の中に残ります。

2.赤紫蘇に軽く水気が残った状態で、ボールに葉を入れて塩をふり、しんなりするまで、そのまま5分程置いておきます。

※軽く水気が残っている状態で塩をふると、葉の全体に塩が行き渡り、
水の上がりも良く、揉む際に無駄な力がいらなくなります。是非お試し下さい。

3.葉がしんなりしたら

(1回目)強く押しながら両手で揉み、
黒いアク汁がでたら、水気を絞って汁を捨てます。

(2回目)しぼった赤紫蘇を軽くほぐして、軽く塩をふって揉み、
アク汁を捨てて、絞ります。

(3回目)しぼった赤紫蘇を軽くほぐして、軽く塩をふって揉み、
アク汁を捨てて、良く絞ります。

これで下ごしらえは終了です(^-^)

このレシピのコツ

1.使う直前に下ごしらえをすること
ご事情により事前に購入し、日数調整が必要な場合でも、葉だけをとって、良い状態で冷蔵庫保存出来るのは1日程度です。(この場合は、ぬれ新聞にくるんでビニル袋などに入れて保存して下さい。)

2.塩揉みしてしまった赤紫蘇は保存出来ません。
塩揉みした赤紫蘇は、すみやかに梅酢に漬けて下さい。
※塩揉み後の赤紫蘇を冷蔵庫保存すると、色の出が悪く、香りも悪くなります。(塩揉み後、冷凍庫で保存する方法もあるそうですが、おすすめしていません。)

3.下ごしらえの際、流水でよく洗うこと
台風や雨の多い時期ですので、天候の加減で葉の裏などに泥がついている事が有りますので、流水でジャブジャブとよーく洗って下さい。泥が残っているとカビの原因になります。

4.水気をよくきる
塩揉みした後、水気が残っているとカビの原因になります。しっかりと水気をきってください。※毎年水で洗ってしまう方がいらっしゃいますが、カビの原因になりますのでご注意ください。

 

いちばんやさしい 梅干し・梅酒・梅レシピ" title="いちばんやさしい 梅干し・梅酒・梅レシピ
赤紫蘇の漬け込みレシピは、梅レシピ本の20-21ページに掲載しています。
書店またはお近くの図書館でご覧いただけたらと思います(^o^)/
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