少し手間がかかるけど、常備薬として保存しておくと便利な梅肉エキスのレシピです。
下ごしらえ
なり口をとった梅を水につけてアク抜き。
アク抜き後、ザルなどで乾かします。
※アク抜きの時間は梅の種類によって異なりますので、 梅を買う際、八百屋さんで聞いてみてください。
つくりかた
まず最初に、青梅をすりおろしてガーゼに包み、果汁を濾します。
この果汁をほうろうの鍋に入れて、アク(黄色い泡)を取りながら、
弱火で煮つめてアメ状にします。このアメ状になった果汁が梅肉エキスです。
風邪のひき初めや水あたり、夏バテなどに効果あり(^-^)
今話題の”ムメフラール(※1)”も梅肉エキスに含まれている健康物質です♪
昔から「梅肉エキスは体に良い」と言われていますが、
新たな物質が見つかったことで、またブームになるのかな?
まぁ昔からある「体に良いもの」っていうのは、身近なものですよね。
写真入りの詳しいレシピは、梅レシピ本の**ページに掲載しています。
書店またはお近くの図書館でご覧いただけたらと思います(^o^)/
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※1-ムメフラールとは
青梅の果汁を煮つめてできる”梅肉エキス”だけに含まれている健康物質です。血流を改善して、疲労回復・健康増進・血圧の上昇抑制効果を発揮。また、梅肉エキスには、食中毒の予防効果もあります。(引用:JA紀南発行の冊子)農林水産省食品総合研究所( http://www.nfri.affrc.go.jp/ )によって解明されたこの”ムメフラール”という物質。話を難しくしますと、梅の果肉部に含まれるクエン酸と糖の一部が、加熱することによって、結合し、この物質が生まれるそうです。