カリカリ梅を作る時、なんで卵の殻を使うの?

梅に含まれている「ペクチン」
(ジャムのとろみになるのでご存じの方も多いかな)
このペクチンがくせ者?でして、酸と反応して梅の軟化を誘います。

そのため、卵の殻(カルシウム)を入れないで漬けると、
青梅を漬け込んだのになんでカリっとした歯触りにならないの?
なんてことになります。

前出の卵の殻に含まれる「カルシウム」が、このペクチンとくっついて、
「ペクチン酸カルシウム」になると、って科学の授業みたいだけど(^-^;)
梅の実を軟化させる働きを止めてくれます。(逆に実を引き締めてくれます)

ということで、カリカリ梅には卵の殻なのです♪
・・・ってわかりやすい説明になってますか?(^-^;)

※ペクチン-天然の多糖類で、植物の細胞をくっつける働きをしています。


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