カリカリ梅の白カビ – カリカリ梅は鮮度が命

カリカリ梅について

初めまして。
今年カリカリ梅の作り方を検索する中で、何度も拝見し
作り方をプリントアウトまでしたのですが
「白だしにつけるだけで簡単にできるから」
という義母に任せてカリカリ梅をつくってもらったところ
(ただしカリカリにしたかったので、卵の殻だけはいれたのですが。。。)
漬けて10日くらいたったのであけてみたところ・・・・
何だかわからない白いものが上に浮いていて、しかも全くカリカリではなく
プニョプニョなのですが、これはカビなのでしょうか?
全部捨てないといけないのかと思うと、漬けてくれた義母に申し訳なくて・・・。

お忙しいと思いますが、お返事お待ちしております。

HIROさん 2013.06.21 19:44

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HIROさん初めまして(^-^)

今一度写真を撮って(出来るだけぶれないように)お送りいただけますか?
ちょっと見づらいので、なんともでございます。

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こんばんは。
早速のお返事ありがとうございました。

写真をもう一度送ります。
良くみると塩が固まったようなものに見えない事もないのですが・・・。
作る工程を見てないので塩をいれていたのかどうか・・・。

ちなみに梅は母が言うには「最後まで木で熟させていたものを買ってきた」そうです。
あく抜きをしたかどうかはわかりませんが、2・3時間は日干ししていたようです。
漬けた後の保管は床下収納に入れてました。

何かわかりましたら教えてください。
夜分遅くに失礼しました。

HIROさん 2013.06.21 22:39

もうすぐ日付が変わってしまいますね・・・すんません遅くなって。

残念ながら・・・これはカビだと思います(T_T;)
間違いなく塩ではありません。

カビがね・・・かなり活躍してます・・・。

○白だしにつけるカリカリ梅

白だしにつけるカリカリ梅って、初めて聞きましたが、
おそらく塩分は入ってませんよね。

ということは、少なくとも冷蔵庫に入れなければ、
この時期の保存(常温保存)は、いいとこ1日とか2日じゃないかなぁ。

作業工程がわからないので何ともですが、
冷蔵庫でも腐敗するかもしれません。

○木で熟した梅は「きじゅく(樹熟)」、黄色く熟した梅は「おうじゅく(黄熟)」

まず、木で熟した梅は、
カリカリ梅には不向きじゃないかなぁ・・・と思います。

梅の実が熟すということは、
プロトペクチン -> 水溶性ペクチン という流れで、
実が柔らかくなります = カリカリの食感になりません。
cf.2009年07月11日 梅とペクチン

あとですね。
何日でこのようになったのでしょうかね?
もし買って数日という事であれば、すごい早さで腐敗に向かった事になります。

で、梅の表面を拝見するとね。
経験上、この梅は古い梅ではないかと思うんですよ。冷蔵保存とかの。
(冷凍保存した梅をしらーっと販売している量販店もあるそうですね・・・滅茶苦茶ですな)

あと、どんなところでお買い求めかわかりませんが、
もしかしたら、木で熟した「きじゅく(樹熟)」ではなくて、
「おうじゅく(黄熟)」を「キジュク」と言い間違えたのを、
聞き間違えたんじゃないかなぁ・・・と。
・・・この説明でわかっていただけるだろうか(^-^;)

実は、おそらく腐敗や発酵に由来する変な酸味・臭いになっていると思います。
また、漬け込み時に比較的新しいものであったならば、
乾いたかまぼこのような食感。
(あ、食べないでくださいね。爪で割るようにして試してみてください)
古いものであったのならば、皮の中はジューシーな感じと思います。

長々書きましたが、結論をお伝えしますと・・・
これはごめんなさいが無難ではないかと思います。

【関連記事】
カリカリ梅レシピとQ&A
2009年07月11日 梅とペクチン


カリカリ梅の白カビ – カリカリ梅は鮮度が命” への1件のコメント

  1. おはようございます。
    遅くまで返信頂いてありがとうございました。
    母に確認したところ、やはり白だししかいれてなかったとのことでした。
    もったいないけど、今回は諦めてまた新たに作り直すことにしました。
    今度は美味しく作れるように頑張ります☆