完熟(樹熟)南高梅のいろいろな味わい方と青梅って食べられるの?

ゆずっちさんにいただいたコメントのお返事です~♪

>(完熟南高梅は)生で食べられるんですか?

完熟の梅は、果実の「梅」として「熟している」ので、
そのまま食べても問題ないです♪というかフルーティーで美味しいです♪

例えば・・・りんごとか。

「王林」など、品種によっては、
見た目は緑(黄緑)でも美味しいりんごもありますが、
基本的には熟す前のりんごは、葉と似たような保護色(黄緑~緑)で、
一見すると食べられそうな気もするけど、
実際に食べてみると、渋くて美味しくありません(@_@)

でも、不思議な事に、時期が来ると、みるみる美味しそうな色になって、
良い香りと甘みや酸味が生まれてきます。

何で「時期」になると、美味しくなるのか?
と言いますと。

「食べた動物に種を運んでもらうため」なんですね。
美味しい果実を実らせる植物にとっては、
一年がかりの壮大(?)な計画なわけです。

この時期を決めているのは樹ではなくて、実は「種」。
実の中の「種」が、栄養が足りないよ~とか、
水分が足りないよ~という命令を樹に出しているんです。

一年がかりのサイクルで、じっくりと種を育てていきますので、
種が出来てない状態「未熟果」の時に、食べられてしまったら、
それまでの苦労が水の泡。このために(?)葉と同じような
「黄緑~緑」の保護色で身を隠します。

それでも食いしん坊な(私のような)動物に
見つかってしまった場合の事を考えて、

「うわっ、渋い、ペッペッ」となるように、
「美味しくないよ」という事をアピール。

こうして、「種が出来る(機が熟す)」時を待ちます。
※保護色に関しては、私個人の勝手な考えが入っています(笑)

そして、種が出来上がったとたん、手のひらを返したように
「美味しい香り」と「美味しそうな色」で、
「こないだは渋くてごめんね、今日は美味しいから」と、
「美味しさ」をアピール(笑)

植物の世界って、とっても奥が深いです(^-^)

>青梅はNGなんでしょうけど…

↑の通りで、基本的にはNG。
というかそのまま食べても美味しくないので、
食べる習慣がポピュラーではないんだと思います。

といっても、小梅となると話は別。

カリカリ梅は「青梅」でなければ作れませんし、
新鮮な小梅の青梅に軽く塩をふっていただいている地域もありますし、

やや大ぶりの「青梅」についてはこちら。(永遠のテーマかも??)
「生梅って食べることできるの?」プーさん-2002/06/09

かなりアバウトなお答えになってしまうかもですが、
「青梅」に関しては「ケースバイケース」といったところでしょうか(^-^)


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