土用干し・土用干し後に気をつけて欲しい事

関東・甲信越地方は梅雨明けしてます。連日暑いです。溶けてなくなっちゃいそうな暑さです(T_T)

先ほどの記事のめかぶさんのように、もう梅を干されている方もいらっしゃると思いますが、ちょっとだけ気をつけて頂きたい事がありますので、メモしておきますね(^-^)

土用干しは連続した晴れの日に

「梅を干すのは土用の頃に」というのは、漬け込み後の梅の中での変化にかかる時間,そしてこの時期になると梅雨もあけているので、そして一つの目安になったのかな?と思います(^-^)

ザルの上でひっくり返す時は慎重に

完熟南高梅など、特に皮の薄い梅を漬けられた方にご注意頂きたいのですが、梅干し酢も出てくるほど、梅の中で沸騰(?)している梅酢。これが乾くと、ザルと皮をピタッとくっつけてくれます(^-^;)

そして、何も考えずに取ろうとすると、ペロッと見事に皮が剥けます(T_T)

一つ二つならば、味見してしまえば良いのですが、因幡の白ウサギ状態の梅が大量に出てしまうと、保存する時にちょっと切なくなりますので、干している梅をひっくり返す時や、干し上がった梅を瓶に移す時など、もし張り付いていたら無理に剥がさずに、ザルのふちをトントントンと叩いて、だましだまし梅を剥がしてみてください。意外ときれいに剥がれます(^-^)

土用干し後の梅の取扱いについて

一度経験された方はご存知と思いますが,土用干しをしている最中の梅は,直射日光をいっぱい浴びているので結構熱いです。また、気温が高い時期なので、夕方ぐらいになってもなかなか冷えません。

このため、そのままの状態で瓶などに保存すると,温度差の関係で,空気中の水分が集まって結露する事があります。干しが入っているので問題は無いとも言えますが、干しが足りなかった時や,表面に菌が残っていた時は、この水分や気温を頼りに、これらの菌が活躍し始める事もありますので、翌日まではザルの上で保存してあら熱を取ってください。


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