梅の「完熟・追熟・過熟」-古い梅の追熟は失敗のもと2

さくらさんよりコメントをいただきましたので,
前回の記事
→梅の「完熟・追熟・過熟」-古い梅の追熟は失敗のもと
の補足も含めて、記事にしました。

ありがとうございます。
すみません。せっかちで(*^_^*)

>買ったときの梅はどのような感じでしたか?
少し青くて、結構傷が付いていました。

・その梅をどのくらい追熟させましたか?
2日追熟しました。

・ホワイトリカーで殺菌しましたか?
しませんでした。

・塩分濃度はのどのくらいですか?
12~13%です。

・重しはどのくらいで漬けましたか
梅の1.5倍くらいです。

よろしくお願いします。
さくらさん 2009-07-04 00:09:27

さくらさんコメントありがとうございました(^-^)

まずは、過熟状態になっている事が一番の問題だと思います。
プヨプヨまで追熟が進んでしまうと,腐敗の一歩手前。
梅仕事の場合,素材選びが一番のポイントです。
まずはここの部分に気をつけて下さいませ。

次に,減塩で漬ける場合は,ホワイトリカーでの消毒が必須。
これは、自然界には様々な菌が存在しますし、目に見えないものも
たくさんあります。もちろん生梅の表面にも。

水洗いして、乾かしている間にも,
空気中にあるそれら(カビ菌や酵母菌などなど)は、
梅の表面に着陸して,チャンスを伺っています。

こういった菌を少しでも減らすために、ホワイトリカーで
殺菌します。このホワイトリカーには,アルコール分での
殺菌効果の他,呼び水としての効果も期待出来ますので、
「梅酢が早く上がる=カビ等のリスクが減る」という事です。

梅の熟度によっては重しの分量を変えますが,
今回の場合,特に梅酢が上がるのが遅くなかったのであれば,
重しの部分は問題ないです(^-^)


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