昨日、ご質問が多かったのでこちらにも書いておきます。
土用干しまでに揃えておきたいもの
それは!?
ザルと体力(^-^;)
あ、あと参考までに天気予報も見ておいた方がいいかも?
でも、ザルって置き場所がね・・・確かにそうなんですよね。
はっきり言って・・・邪魔(^-^;)
梅干しの後、野菜の水切りに使うにも大きすぎるし、
ザル豆腐するにしても・・・象のザル豆腐(^▽^;)
考えてみたら「梅干しザル」という名前で売られているわけですから、
他に使い道を求める方が良くないのかも?(^-^;)
先日お客様とお話していまして。
鳥とか烏にいたずらされたらと思って、
昨年はアジの開きなどを作れる「三段網」を購入。
干し上がった後、それぞれの段で瓶に入れて置いたところ、
上段・・・干し加減は問題なし。
でも、中段~下段・・・上部の梅が陰になって干しが甘いとのことで、
今年はどうしようか?と。いろいろと作戦を練っていらっしゃってました。
で、今年はザルの上に三角形のネットを開けるもの
(キャンプのテントのような感じのもの)を
買ってみようかと考えていますがどうでしょうか?とご相談いただきました。
写真と商品説明を見てみたのですが、少量の干しには良さそうですが、
大量に干す場合(5kg以上・ザル2枚以上)、急な雨に対応出来ない
(複数枚を重ねて運ぶのに手間がかかる)のでおすすめしませんでした。
で、どんな方法が良いかと言いますと。
やはり昔からある竹のザル・・・なんですよね。
話が振り出しに戻ってしまいましたが(^-^;)
鳥などのいたずら対策が必要な場合は、
ホームセンターなどに売っているネットを活用。
ザルを並べて、その上にネットが梅と触れないように、
垂木(木の棒)を置いて、ネットを浮かせて干す。
これなら、急な雨のときでもネットをガバっと外して、
ザルの上にザルを積んで運べるので、
ベストなんじゃないかとお勧めしました(^-^)
すだれを使うというのも良いんですけど、
確実に「晴れ」でないと、しまうのが大変なので微妙(^-^;)
いつも土用干しの時に思うんですよ。
なんで昔からこれ(竹ザル)なんだろうって。
干し過ぎると張り付いたり、それで皮が破れたり。
でも何か理由があると思うんですよね。
竹の繊維とか匂いとか何とか。
片付けやすい(ザルを積み重ねられる)のも一つと思いますが、
未だ明確な答えには至っておらず(^-^;)
まぁでも、あの張り付いて皮が破れた梅が出なかったら、
新漬けの美味しさや、土用干しのつまみ食いという楽しみに
気が付かなかったわけですし(^-^;)
破れた場合はその部分を丁寧に治してあげて、
干せば何となくくっつきますし(^-^;)
ザルに張り付いたら、ザルの端っこを
優しくトントンと叩くときれいに剥がれますし(^-^;)
視点を変えれば何事もポジティブ(^_^)
思えば不便なあのザルの上。
あの気持ち良さそうにひなたぼっこしてる姿は純和風。
やっぱり竹ザルがベストマッチじゃないかなぁ(^-^)
便利な世の中になったけど、
昔ながらの方法で手間ひまかけて作るのが楽しいもの。
ということで、
今年も土用干しには「竹ザル」推奨でございます(^-^)
オフシーズンの使い道は・・・アイディア募集(笑)