梅酢が腐る(濁る)原因

ギャァー!?という方がそろそろ出始める頃でしょうか・・・

大丈夫ですか?梅酢(^_^;)?
痛んでいるのを発見したら、いち早く対処してくださいませ。

自然界には様々な微生物(細菌や酵母など)が
ウヨウヨしてます(表現が微妙?)が、
この子たちは、住み心地の良い場所を作ってあげると、
安心して?とことん繁殖。
条件が揃えば、とにかくすごい勢いで増え続けます(笑)

これが、撹拌(かくはん)を忘れた梅酢が
腐ったり濁ったり、梅が腐ったりする原因。

でもね、
元は?と言えば「放置していて腐る梅酢を作ってしまった事」が一番の原因。
そう。ちょっとした不注意で、微生物フードを作ってしまったわけです(^-^;)

餌を用意して、さぁおいでと両手を広げ、微生物を招き入れてしまう前に、
梅酢はマメにチェックしてくださいませ(^o^)/

※塩の分量を目分量で漬けた場合もこれに該当しますよ~(^-^;)

人を中心として考えると、梅や梅酢を腐らせる微生物は悪者扱いなのですが、
極端な事を言うと、こうした微生物がいなければ梅干し作りは出来ないんですね。
そう、「梅の実」が出来ない(^-^;)

梅もそうですが、植物は地中から根っこを使って栄養(無機物)を吸収し、
太陽のエネルギーを使って有機物を作っていますので、
この無機物を作ってくれる(有機物を分解して無機物に変えてくれる)微生物たちは、
実は陰の主役。土の中でもこうしたサイクルがバランスよく保たれていると、
植物は良い果実を育ててくれます。

自然というのはホントにすごいサイクルなんだなぁと感じます。
梅干し樽の中のサイクルも、梅酢の撹拌をして、
ちょっと手助けしてあげる事でバランスよく保たれます(^-^)

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